平成18年10月25日(水)久保りかは、公明党女性委員会(委員長・浜四津敏子参議院議員)青少年いきいき教育PT(座長・山本かなえ参議院議員)と共に、中野区立教育センターを訪問しました。
教育センターで行われている教育相談や「こども110番」の実施について状況を聞き、施設内の見学を行いました。
中野区では、20年前にいじめを苦に男子中学生が自殺をした事件がありました。二度とこのような事件を起こさないためにとの思いで、学校・地域・家庭間の連携を図る協議会や教育相談などに、真剣に取り組んできました。都内でも先進的な取り組みをしているということで、浜四津代表代行をはじめ、PTメンバーによる視察が計画され、地元議員として私も参加させて頂きました。
教育センターは、何度か訪問したことがありますが、プレイルーム(下の写真)や電話相談室への入室は始めてでした。
プレイルームで行われているプレイセラピーは、遊びを通しての相談・指導ということで、かなり効果的であるようです。具体的な事例をお聞きしたいと思ったのですが今回は、テーマが違うのでまたの機会に、お話を伺おうと思います。
中野区では、子ども家庭支援センターによる子ども総合相談窓口も開設され、多様な相談を受け付けています。今後の課題は、「相談の窓口の一本化」ではないかとの指摘もありました。利用する人にとってわかりやすく安心できる相談事業の充実が課題です。
いじめによる子どもたちの自殺報道が、続いています。子どもを持つ親としては胸を痛め、議員として対策を急がなくてはいけないと現場を歩く毎日です。