今回は、「いのちを守る新たな取り組み」についてご報告します。主役はAED(自動体外式除細動器)です。心停止時に電気ショックを与え、心臓のリズムを回復させる命を救う機器です。
2023年4月から、中野区内のセブン-イレブン店舗にAEDの設置が開始され、現在では50店舗に拡大しました。これは、2016年に区とセブン-イレブンが結んだ包括連携協定に基づく取り組みで、公明党が議会で長年提案してきた成果です。
公的施設は夜間利用が難しく、民間施設は管理面の課題がありましたが、24時間営業のコンビニに設置することで、いつでも誰でも使える環境が実現しつつあります。
ただし、AEDは「使える人」がいてこそ意味があります。私は応急手当指導員として救命講習にも関わってきました。心肺蘇生(CPR)とAEDの組み合わせは非常に重要で、救命講習の受講促進にも取り組んでいきます。
すべての人が安心して暮らせる中野へ、いのちを守る仕組みづくりに全力で取り組んでまいります。