私は「スマイルビジョン」の一つとして、見えにくい障がいへの支援に力を入れています。発達障がいや高次脳機能障がいは、外見では分かりづらく「わがまま」などと誤解されがちで、適切な支援が届いていない現状があります。
例えば、発達障がいのある子どもは集団生活が大きな負担になることもあり、「通級指導教室」では不十分なケースも。都内では情緒障害特別支援学級の設置がまだまだ足りず、「通わせたいけど通えない」という保護者の声が多く寄せられています。
また、読み書きが苦手な「ディスレクシア」への理解も進んでおらず、支援がなければ学習意欲を失う危険も。タブレットの音声読み上げや評価方法の工夫など、ICTを活用した柔軟な学習環境づくりが急務です。
大人になってから発症する高次脳機能障がいも、周囲に理解されにくく孤立しがちです。職場での定着支援や企業向け研修の充実が必要です。
私は、こうした見えにくい障がいに対して、年齢や環境を問わず切れ目なく支援が届く東京を目指します。すべての人が自分らしく成長・活躍できる社会の実現へ、全力で取り組みます。