なかのんに関する要望書を提出
平成24年12月21日、久保りか(区議会副議長)は、中野区議会議長と建設委員会正副委員長、田中大輔中野区長とともに、「なかのん」の運行事業者(関東バス(株))へ、平成25年3月以降も、現在の運行体制を維持していただくように要望書を提出しました。
「なかのん」は、上鷺宮、鷺宮地域から、中野駅周辺へのアクセスを確保する路線バスとして、親しまれていますが、東日本大震災以降、バス利用者の激減などにより、関東バス側より、運行体制を見直し、大幅な運行本数の縮小が示されました。また、「なかのん」という愛称も見直したいとの方向性が、示されました。中野区議会は、議会の総意に基づき、要望書を作成、関東バス本社を訪ね、要望書を提出しました。
しかし、先日、関東バス社長が、正副議長のもとを訪れ、3月15日からの運行本数の縮小と、新路線である「野方~東京警察病院~高円寺駅」を3月15日より平日のみ運行させるとの報告がありました。ただし、正副議長の求めに対し「なかのん」については、今後、5月以降、利用者の状況を踏まえ、必要な時間帯を調査し、バスの本数を増やす考えがあることを懇談の席上、示しました。
地域の皆さんのお声をうかがいながら、なかのんが、利用しやすい状況となるよう、関東バスと協議をして参りたいと考えています。
現状は、朝の中野行きでは、バスが満員になるものの、帰りの八成行きは利用者が極めて利用者が少ない、また、夕方の中野行きが空っぽ状態である場面に、私も何度も遭遇しています。バスを利用してくださる方が、増えることを願っています。