中野区では、10月1日から31日まで、「中野区ピンクリボン2010」を行います。
これは、乳がんの早期発見、早期治療の大切さを広く区民に訴えることを目的としたものです。
乳がん予防のための普及啓発運動として、効果的な「ピンクリボン運動」を10月の東京都の乳がん月間に合わせて、行う事を議会で、提案し求めてきました。
今年は、中野区でも庁舎に横断幕を掲げ、「中野区ピンクリボン2010」が、スタートしました!
以下の日程で、講演や展示が行われます。
講演会「乳がんを知ろう」10月17日(日曜日) 午後1時半から午後4時
中野区役所7階会議室
小畑満医師(中野区医師会)乳がんの早期発見のための基礎知識
島崎亮子(あけぼの会スタッフ)乳がんを体験して伝えたいこと
ピンクリボンパネル展
10月25日(月曜日)から10月28日(木曜日) 区役所1階ホールにて
乳がんとはどんな病気か、早期発見の大切さ、検診の方法などを紹介したパネル展を開催します。NPO法人乳房健康研究会の後援です。
区のホームページでも
乳がんは女性に発症するがんのうちでもっとも多いものです。
早期に発見すれば高い確率で治癒するがんにも関わらず、依然として受診率は低いままです。
乳がんに対する知識を高めるとともに、定期的な検診を心がけましょう。」と、呼びかけています。これからも、女性の健康と命を守るために、公明党として全力で取り組んでいきます!
以下は、東京都のホームページより
ピンクリボンとは
ピンクリボンは、乳がんの早期発見、早期診断、早期治療の重要性を伝えるために、世界共通で使用されているシンボルマークです。
ピンクリボン運動とは
ピンクリボン運動は、80年代にアメリカで、乳がんで亡くなられた患者さんの家族が、「このような悲劇が繰り返されないように」と願いをこめて作ったリボンから始まった運動です。
アメリカでは、この運動の広がりにより、乳がんに対する意識が高まり、乳がんの検診受診率も高まることで、死亡率が低下し、ピンクリボン運動が広く認知されるようになりました。
日本でも近年、この運動は普及し、行政、企業、民間団体などが「乳がん」の、早期発見、早期診断、早期治療の大切さを伝えるための活動を展開しています。
東京都のピンクリボン運動
日本人女性の約20人に1人が乳がんにかかるといわれていますが、東京都の女性の乳がんによる死亡率は、全国で最も高い状況です。一方、都内の区市町村が実施する乳がん検診の受診率は全国に比べ低い状況にあります。
乳がんは早期に発見し、治療すれば多くが治る病気です。そのため検診を定期的に受けることがとても重要です。
東京都では、多くの都民が乳がんに関心を持ち、早期発見のための検診の大切さを理解し、積極的に乳がん検診を受診するよう、10月の乳がん月間に、区市町村や民間団体と協働してピンクリボン運動を実施しています。