西武新宿線「開かずの踏切」問題
西武新宿線沿線では「開かずの踏切」問題が地域住民を長年悩ませてきました。通勤・通学のラッシュアワーになると、各駅停車・準急・急行・特急が次々と上り下りを行き来し、何分も踏切が閉じたまま道路に渋滞が発生します。
先日(2024年9月11日)鷺ノ宮駅北口の駅頭で皆さまにご挨拶していたときも、踏切が長時間閉まったままでした。踏切のせいで皆さまが遅刻してしまわないか、いつも心配しています。
「開かずの踏切」が足止めするのは、通勤・通学の乗客だけではありません。消防・救急の緊急車両も足止めされ、火災現場への急行、救急患者の搬送がどんどん遅れてしまいます。
(西武新宿線・鷺ノ宮駅前にて)
中井駅~野方駅の連続立体交差事業
久保りかをはじめ中野区公明党議員団は、「開かずの踏切」問題解消に向けて粘り強く取り組みを進めています。
2004年1月には「開かずの踏切」解消を目指す「西武新宿線踏切渋滞解消促進期成同盟」が結成されました。中野区、中野区議会、PTA、町会、商店会が一体となった団体です。結成以来20年間にわたり、久保りかも毎回会合に参加しています。直近では2024年8月26日に野方区民ホールで「期成同盟」の決起大会が開催され、私も参加しました。
西武新宿線によく乗っている方はすでにお気づきだと思いますが、中井駅~野方駅の区間(約2.4km)で連続立体交差事業がすでに進んでいます。道路と鉄道を連続的に立体交差化し、全部で7カ所の踏切がなくなる予定です。現在、2027年3月完了を目指して工事が進められています。長い時間を要するため大変ご不便をおかけしますが、ご理解いただきたくお願いします。
中野区の「開かずの踏切」問題を解消するため、中野区公明党議員団は粘り強く取り組んでまいります!