本日、1月26日(木)は、午前中に18年度の復活予算の説明がありました。午後からは、都議会で行われた党女性局主催による18年度東京都予算の勉強会に参加。夜は、野方地域センターで行われた「西武線沿線まちづくり勉強会」に出席しました。
まず、復活予算についてですが、公明党議員団の要望した図書購入費が、700万円の増額となりました。復活予算として内示があったのは、実はこれだけです。こども医療費の拡充として、対象を小学校6年生までから、中学生までに引き上げることも要望していましたが今回は、残念ながら復活予算には示されてはいません。
午後の東京都の予算勉強会(実は、午前中から行われていたのですが)では、18年度予算のポイントといえる施策について各局から説明を伺いました。
今朝の新聞紙上でも復活により「子育て支援基盤整備包括補助」が、原案の20億から10億増額の30億が大きく取り上げられていました。これは、都議会公明党の要望により実現したものだと思います。区市町村における子育てサービスの基盤整備支援ということなので、しっかりこの交付金を受けられるような提案を中野区でも行っていきたいと思います。
区の復活では、「スクールガードの配置」は、却下?されてしまいましたが、東京都の治安対策の予算には、「地域で取り組む学校安全体制整備」3500万円が新規事業となっています。
なんらかの形で、中野区も人的な配置を行っていくべきではないかと考えます。東京都予算により「全小中学校に防犯カメラの設置」が可能になります。しかし、カメラだけでは未然に防げない行動も、正門に受付などを設置し人をつけることで、不審者の侵入などを阻止することができます。人的な配置と機械などの設置どちらも重要です。この点は、あきらめずに要望を続けていきます。
午後7時からは、野方地域センターで開催された合同勉強会(野方の未来を描こう会、鷺宮・都立家政駅周辺まちづくり検討会)に参加し、早稲田大学理工学部社会環境工学科の浅野教授の講演「鉄道立体化の課題と展望」を聞きました。講演をうかがうのは、2度目でしたがお話を聞いて「やっぱり地下化だな」との思いを強くしました。踏み切り問題は、交通渋滞、安全性、地域の分断などの課題を抱えています。地下化には、踏み切り問題の対策ということだけではなく新しい空間の利用を含めたまちづくりの展望があります。私は、毎月の検討会をとても楽しみにしています。サポートしてくれる早稲田大学の理工学部の学生さんたちと、地域の方が自由に参加し「まちの将来」を語り合っています。その中では、現実のまちの課題も浮き彫りになり、多くのことに気づかされます。
地域住民なら、気軽に参加できますから、もっと多くの人に参加して欲しいと思っています。