6月8日の東京都議会都市整備委員会において、バス運転士不足に関する陳情の審査が行われ、私は質疑と意見表明を行いました。
近年、全国的にバス運転士不足が深刻化しており、都内でも路線バスの減便や廃止が相次ぐなど、都民生活への影響が広がっています。
高齢者や学生をはじめ、多くの方々にとってバスは日常生活を支える重要な移動手段であり、その維持・確保は大きな課題です。
質疑では、東京都がこれまで実施してきた運転士確保の取組や、今年度から開始する居住支援事業について確認しました。
東京都は、採用10年目までの乗合バス運転士を対象に、年間12万円の居住支援を行うとともに、
事業者の社会保険料負担相当額についても支援する制度を創設し、運転士の定着と離職防止に取り組むこととしています。
こうした取組が既に進められていることから、本陳情については不採択といたしました。
一方で、運転士不足の背景には住居費負担だけでなく、就労環境や採用活動、人材育成など様々な課題があります。
私は意見表明において、東京都に対し、今回の居住支援事業を着実に実施するとともに、事業者向け支援策との連携を図りながら、
運転士と事業者の双方を支える総合的な取組を進めるよう求めました。
今後も、都民の皆様の移動を支える地域公共交通を守るため、現場の声を伺いながら必要な提案を続けてまいります。


